日記

店長日記その1

リサイクルトナー販売の基本は、お客様(これは会社であったり個人であったりします)が所有しているレーザープリンターなどのトナーカートリッジで使い終わったもの、これを業界用語では「空カートリッジ」とか単に「カラ」とか言っているのですが、要するにトナーを使い切ってしまったカートリッジです。これを回収して工場ではクリーニング、消耗部品の交換、新しいトナーの充填など一連の再生工程を実施して、新品と同じように使えるようにしてお客様に戻すんです。通常はこのような方式はリターンと呼んでいます。これはちょっと時間がかかるのでお客様にとっては不便だろうということで、あらかじめリサイクルしたものを工場では在庫として持っているんです。そして工場の在庫品をお客様に渡す代わりに、お客様からは使用済みになったカートリッジを提供して貰います。
あまり出回っていないプリンターや最近発売された新機種のプリンターの場合はリサイクルトナー工場に在庫がないことが多いのです。それでこれらのトナーカートリッジはリターン方式になります。リターン方式だと平均して1週間の時間がかかります。

クレームについて

リサイクルトナーの販売をしていたときにいろんなお客さんがいました。特に嫌だったのはクレーマーといわれるようなお客さんです。本当にいい加減にしてくれよというようなお客さんがいましたね。ある時はトナーが入っていないと言ってクレームが来ました。そしてそのリサイクルトナーを送ってもらったら使用済みのカートリッジを送ってきたんです。そしてこともあろうにそれがうちで販売している商品でないのです。それを伝えてもお宅で買ったものだと言い張って聞かないので、本当にそんなお客さんが何人もいましたね。これはやはり通販の宿命なのでしょうかね。顔が見えない分うそを付いても分からないさという考えがあるのでしょうか。リサイクルトナー通信販売は儲かる反面クレームも多くて大変でした。

いまどきの業界は

レーザープリンターの消耗品のトナーカートリッジですが、とにかく値段が高いのには閉口してしまいます。元々これはプリンターの製造メーカーの戦略の一つで、プリンター本体を安く販売しておいて、トナーカートリッジで利益を出すということなんだそうです。メーカー側からすればどんどんプリンターを買ってもらうことで、トナーの売上が増えるわけですから、ただでも持っていってほしいのではないでしょうか。ただ10数年前から日本でも再生したトナーカートリッジが出回りはじめて、今ではかなりのシェアを誇っています。ただここに来て伸びは頭打ちになっているようですね。リサイクルトナーの製造業者では規模を縮小したり、製造を止めたり倒産をしたりというところも増えているようです。高くても品質の安定している純正品を使うお客様が増えてきているのでしょうね。