事例集

リサイクルトナートラブル事例集

新品なのトナー切れ?

いままで使っていたトナーカートリッジがトナー切れになったので、予備のリサイクルトナーをセットしたら印刷されずにトナー切れのエラーが出る。そんな現象が起こることが度々ありました。
実はこれトナー切れになり使用済みになったトナーカートリッジを箱に入れて保管しておいてものを、再びプリンターにセットして使っていた〜なんです。こういったことは意外に多いんです。わたしが実際にリサイクルトナーを販売していたときにお客様からこのようなクレーム報告を何度か受けたことがあります。実際にそのクレーム品を回収してみると使用済みだったんですね。これは人事異動や新入社員が入ってきて担当者が変わったときによく起こることなんですね。トナーカートリッジの保管についてよく把握していないために間違って使用済みのものをセットしてしまうんですね。

トナーが無いじゃないか!!!

ある日弊社の電話口に「トナーが付いていないじゃないか!!!」とお客様の怒鳴り声〜
このお客様が言うには、ブラザーのトナーを注文したのにトナーが入っていないので使い物にならないどうなっているんだ〜
ということだったのです。
ブラザーのプリンターを使っている方であればわかるのですが、ブラザー製のプリンターはトナーカートリッジとドラムユニットが別々になっているんです。他社製であれば一体化になっているのですが、そのお客様は確かにドラムユニットを注文されていたことは間違いがなかったので、ブラザーの場合はドラムとトナーが別売りになっているということを説明しても理解してもらえませんでした。このようにお客様の中には、理解不足が原因で間違えることが度々あります。弊社の販売サイトにもその旨を分かりやすく掲載していたのですが、やっぱりそういった問題があるんですね。

残像が印刷される

印刷したときに文字の残像が薄く印字されるようになったなら、これはプリンターの定着ユニット部の定着ローラーの汚れか、ドラムの劣化のどちらかが原因であることがほとんどのようです。こんな時はまずは白紙で(何もない空白)印刷してみてください。そのときに汚れが付着しないようならドラムが原因ということになります。ドラムの部品が劣化したときトナーカートリッジは交換しないといけません。定着ローラーの汚れであれば白紙で数枚印刷することで正常に戻るはずです。
リサイクルトナーの不具合でもドラムが原因のものが多数を占めています。精密機器ですので取扱にはくれぐれも注意してください。とは言ってもそんなに神経質になることもないのですがね。

 

 

リサイクルトナートラブル事例集関連ページ

印刷トラブルその1
リサイクルトナーの印刷に関する不具合と原因や対策について
印刷トラブルその2
リサイクルトナーはその性質からして不具合が起こる確率が純正品よりも高くなります。安いことは魅力ではありますが、不良品に当たるというリスクがあることも理解しておくことが必要です。